人生は決断の連続(ライフプラン大百科vol3)
熊谷市のファイナンシャルプランナー
阿久津和宏(あくつかずひろ)です。
人生は決断の連続です。
前号ですぐやることが大切、
という話をしました。
これ、私の単なる主観から来る
意見ではありません。
きちんとした調査から出た
お話です。その話を今日はしたいと思います。
それは、
『ハーバード大学が発見した自然の法則』です。
ハーバード大学の卒業生を40年間に渡って
『追跡調査』した結果
こんなことがわかったそうです。
老後の生活資金にどんな結果が出たか
という話だったようなのですが、
他のことにも言えるようだったので、
自然の法則とも言われるほどです。
その前に、
ハーバード大学といえば、
世界一流の大学です。
その卒業生を追跡調査した結果
こんなことがわかったそうです。
シンプルにいいうと、
誰もが素晴らしいといえる『3%』
まずまず頑張って地位を気づきあげた『10%』
普通に暮らしている『60%』
何やってもヘボな『27%』
これを
3:10:60:27
全部足すと100です。
これがどんな組織、団体、集まりをとっても
同じ結果が出るそうです。
で、感覚的に考えてほしいのですが、
老後の年金と考えたらどうでしょう?
27%ってどのレベルでしょうか?
はい、無貯金です。
ちなみに世帯の3割弱は
無貯蓄状態だそうなので、
まあコレに当てはまります。
60%は?
貯金はあるけど、老後コレだけでは
すごく心配。
世帯平均貯蓄高は1000万円くらいだそうですが、
中央値と呼ばれる、だいたいいくらの人が多い?
という統計を見ると、400万円だそうです。
400万円では1年しか持たないし、
1000万円でも3年持つか持たないか・・・
コレが『普通のレベル』
です。
では10%はどんなか?
平均寿命まで行けるかな?行けないかな?
くらいまででしょうか。
それでも1億円あるかないか・・・
5000万円から1億円というところでしょうか。
なんとか踏ん張れそう・・・
3%は
心配はないでしょう。
こんな感じです。
あなたならどこに所属したいですか?
3%?
10%?
60%?
27%?
で、やはりトップ3%には
共通点がありそうです。
色んな本やセミナーを聞いてわかること
それは、3つくらいポイントが有っていいのでは?
と思います。
・偏見のない目で物事を見る
(過去でなく未来に目が向いている)
・やるかやらないか迷ったらやるを選択する
(実践主義。考えながらやる、やりながら、考える)
・即決断する
(決断の連続だからこそ、決断力が必須)
3%が無理とかどうとかはわかりません。
だって、
戦国時代で行ったら、
今川義元はおそらく3%の武将だったと思います。当時。
そこに27%の織田信長が勝ったのは、
数とか戦略とか今までの結果とかじゃなくて、
『今川義元の首を取る』
コレに集中したからだと思います。
無理だとか言わないで、
この3つに集中することで
思い通りの結果が得られるのではないでしょうか?
今日はお金の話というよりは
ちょっとした考え方の共有でした。
いかがだったでしょうか?
『決断』『すぐやる』『未来を見る』
これを頭に入れておきましょう、
ということで、次回から本題に入っていこうと思います!
よかったらこちらも読んでみてください。
長期的視点は大切だと思います。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
次回もお楽しみに!
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