相続対策の目的(相続対策大百科vol.3)

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熊谷市のファイナンシャルプランナー

阿久津和宏(あくつかずひろ)です。

相続対策という言葉ばかり独り歩きしている時があります。

あるオーナー経営者の方と相続の話題になった時、

「なんとかなる。税理士も付いているし」

と言っていました。

それ以上深掘りすることはなかったのですが、

ちょっとお会いするたびに

色々話題を投げてみましたが、

まったく食いついてきません。

「さては?」

そうです。

「まったく知識がないんです」

言っていることは、

「節税」

の話題だけです。

目的が明確でないのだと思います。

この方だけの話ではありません。

公務員を退職されたばかりの方から相続対策の

相談がありました。

相続税が増税になったって聞いたけど、

大丈夫かな?

という話でした。

基礎控除額が減った、だから実質的増税

だったのですが、

コレは今度は、なくなったときの納税資金の話です。

で、それ以外のことはまったく知りませんでした。

知っているか、知らないか?

はすごく大事ですが、

その前に、

「何が目的にあるのか?」

なにもしないことで

「何が起こる可能性が高くなるのか?」

コレが明確でないケースが多いと思います。

前回、前々回でも書きましたが、

相続する金額が少ないほど、事故件数が多い、

これ、少ないから争うみたいに言う人いますけど、

事前に何の話し合いもしなかった結果で、

多い方は、多いなりに色々問題ありそうって

ただ事前に思っていて少なからず対策を打っていた、

ただそれだけのことのように感じます。

2000万円の4分割より

2億円の4分割のほうが額が大きくて

なんか揉めそうじゃないですか・・・

では、目的としてどんなことがあるのか?

答えは簡単です。

3つです。

  • 節税
  • 納税資金の準備
  • 分割を円滑に進められる対策

喜んで税金を払わせてください、という人は少ないと思います。

だから最初に『節税』です。

一生懸命頑張って作った資産です。出来る限り守っておきたいですよね。

節税ができても、納税をしなくてはならない・・・

その場合、どこから納税するのか?という話になります。

残されたご遺族が納税するのですが、

いきなり大きな金額が出ていくのは大変です。

また、土地持ちだけど現金が少なくて納税資金がない・・・

そんなケースが日本には多いようです。

ですから、納税資金の準備、これも非常に重要です。

ではどうやってやればいいのでしょう。

そして、最後に、というかどれも大事なのですが、

最も問題になりやすい、

『分割対策』

です。

だれに何をと言うやつです。これがもっとも準備が必要なものと言っても

過言ではなく、

むしろ、コレができていれば、その他もできていると言っても

過言ではないのです。

この3つの対策が目的となります。

それ以外は相続することによって生じる何かを防ぐ

対策にはならないといえます。

でも大体のことはお金があると円滑に進むことが

相続に関しては多いので、

この3つの対策を目的とスべきだと思います。

そもそも納税する必要があるのかどうなのか?

節税とはどういうことなのか?

分割するといったってどうやってだれに分割するのか?

などなどこれから一つずつ見ていきたいと思います。

キリの良いところで、今日はここまで。

少しずつ順序立てて更新しています。

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