相続で引続ぐ、プラスのもの、マイナスのもの(相続対策大百科vol.8)

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熊谷市のファイナンシャルプランナーの

阿久津和宏です。




「相続で引継ぐものには、プラスとマイナスの財産がある」

ということをお話したいと思います。

被相続人(亡くなった方)が所有しているいた財産は相続で、

基本的に相続人(財産を引き継ぐ人)に引き継がれます。

ただし財産とは、いったいどういうものがあるのか?を整理しましょう。

プラスの財産とマイナスの財産

相続財産には、

預貯金や株式などの金融資産、土地や建物・借地権なと言った不動産のほか、

ゴルフ回意見やリゾート施設の会員権、

車や貴金属など、高額で売買できるものはすべて含まれます。

これらの財産はプラスの財産となり、相続人にとって

うれしい財産です。

しかし、こういった

うれしくて景気のいい話ばかりではなく、

返済中のローンや借金と言ったマイナスの財産もあります。

その他

・亡くなる前に入院していた病院の費用

・未払いの税金

・クレジットカード等の未決済分

なども含まれます。

また、

借金などの保証人や連帯保証人といったものも、

相続人に引き継がれるマイナスの財産になることです。

家族が知らないうちに、

被相続人がこうした保証人になっていなかったか

必ず調べておくことは大切です。

非課税財産もある

また、

被相続人が生前から所有していた

墓地・墓石、仏壇など

相続人の誰かが引き継ぐくことになると思いますが、

これらには非課税となり、

プラスの財産に加える必要はありません。

遺言等で

寄付することを指定した財産

で条件に当てはまるものも

課税財産になります。

その他一定額まで非課税のあるもの

被相続人の死亡によって

遺族が受け取る『生命保険金』と、

勤務先等から支払われる『死亡退職金』は、

受取人固有の財産になり、

遺産分割の対象から外すことができます。

(なくなるというよりは、別物で考える、というふうに思っておくとわかりやすいです)

ただ、

ちょっとわかりにくいでしょうが、

相続税の計算の際には、

非課税となる一定額を差し引いた残りを

「みなし相続財産」としてプラスの財産に加えることになっています。

(生命保険金と死亡退職金は、別物で考える、というふうに思っておくとわかりやすいです)

相続が発生する際、このような

プラスの財産も、マイナスの財産も、非課税になると言われる財産も

すべて一つ残らず確認する必要があります。

かなり大変なことだと思います。

普段からのコミュニケーションは当然大切ですが、

一覧表や目録等があるとわかりやすいですので、

事前の準備はみんなで行うことも大切かもしれませんね。

個人的には

『エンディングノート』がおすすめだと思います。

↓↓↓

楽しみながら、いろんな思っていることや思い出などを書きながら、

事務的なことも加えていくって

できる人は、ぜひお試しください。

本屋さんにも売っていますし、

インターネットで無料で配布されているものもありますので、

そちらをお使いになるといいかと思います。

参考→http://shukatsu.nifty.com/pdf/end_note.pdf

子供の立場で言えば、

お父さん、お母さんに代わって聞きながら書いてあげるのも

いいかもしれませんね。

まとめ

プラスの財産

金融資産

◯預貯金・現金

◯有価証券(公社債、国債、株式、投資信託など)

不動産

◯家屋(貸家も含む)

◯宅地(貸家建付地も含む)

借地権

◯農地・山林など

その他

◯ゴルフ会員権、リゾート会員権

◯車、貴金属、宝石、書画、骨董など

債権

◯著作権、商標権

みなし相続財産

生命保険会社から支払われる「生命保険金」
勤務先等から支払われる「死亡退職金」

マイナスの財産

債務

◯住宅ローン等の金融機関からの借入金

◯クレジットカードの未決済分

◯未払いの入院費・医療費・税金

◯連帯保証人、損害賠償などの債務など

葬式費用

◯通常の通夜や葬儀にて、葬儀社や寺などに支払った費用一式

(香典返し、初七日、四十九日などの法要の費用は含まれない)

※非課税財産

◯生前からすでに所有していた墓地、墓石、仏壇など

◯公益事業用の財産

◯寄付財産

プラスの財産+みなし相続財産ーマイナスの財産

 

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