生前贈与のメリット解説(vol.26 解説)

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熊谷市のファイナンシャルプランナー阿久津和宏です。

Vol26でお話ししたメリットについてもう少しだけ

詳しくお話ししておきたいと思います。

項目に合わせて、

どうしてメリットになるのか?

というお話ですね。




メリット1:基礎控除の活用

贈与税の基礎控除は110万円と金額だけ見ると

少額のように見えますが、この基礎控除は、

受贈者1人に対して、の金額となります。

贈与する人数が増えて、期間が多くなればなるほど、

写す対策としては最適、ということになります。

メリット2:低税率の有効活用

贈与は、

『人は多く、期間は長く』することによって、

低い税率でで贈与をすることができます。

贈与税は超累進課税制度を採用していますが、

ひとりにかつ一度に多額の資産を贈与すれば

高い税率で写すことになりますから、

受贈者の方が『うん』と言わない可能性だってあります。

しかし、人数を増やして期間を長くすることで、

つまり、少しずつ移転することで、

相続税より低い税率で、かつ、安心で簡単に

有利に相続対策が可能となります。

メリット3:孫への贈与のメリット

特に財産が多い人ほど、お孫さんへの贈与のメリットはおおきいです、。

メリット4:相続争いの防止策

贈与と相続は違い、受贈者に制限がないのが特徴です

つまり、

あげたい人にあげたいものをあげたいだけあげること

が可能になるのです。

遺言書は相続争い対策として最適なものといえますが、

弱点は、亡くなるまで効力がないということです。

生前に行うことで、目の前で喜んだ顔が見られるのも

嬉しいことではないでしょうか?

メリット5:相続人以外の人への贈与

相続で揉めることのひとつに、介護をしていたのに

どうして私はもらえないの?あれだけ面倒見たのに。。。

そんな話を聞くことは多いですが、これを

生きているときに速やかに行うことができる点で

メリット4と似ています。

気持ちを表す最善の策という方も多いです。

メリット6:将来の値上がり回避効果

相続は、なくなった時点での評価額ということになり、

値上がりが予測できるもの(値上がりする可能性があるもの)

は、生前に贈与することで、値上がり幅を食い止めることもあります。

評価額とそのときによって変わるものは

せいぜんぞうよしておくことでけっかてきに相続財産を

減らすことができた、

そういうことにもなることもあります。

このようにメリットはおおきいです。

しかしながら、税回避を目的に行動してしまうと

『否認』という結末も待っているので、

きちんとした手順を踏んで、ひとつ一つを

専門家と相談しながら実践することをお勧めします。