老後2000万円問題、年齢やタイプ別にどうしたほうが良いのかをまとめました
皆さんこんにちは。
【全国対応・Skype対応】ファイナンシャル・アドバイザーの阿久津和宏です。
『老後2000万円問題、年齢やタイプ別にどうしたほうが良いのかをまとめました』
はじめに
少し前ですが、老後2000万円問題というのが話題になっていましたね。今も話題かもしれませんが・・・
私としては、色々と思うところがありますが、(少し先に記載します)今回は、タイプ別にこんなことで「老後2000万円問題に対する対策」をしたらいかがですか?といったお話をさせていただこうかと思います。(話し口調で書きます・・・もともと話をしたことを文字にしているので、話し口調が嫌いな方、ごめんなさい)
老後2000万円問題って?
まずはじめに、
老後2000万円問題って?つまりどういうことなの?という話ですが、簡単に言いますと、老後の年金だけでは足りなくて、2000万円くらいは貯蓄から捻出しないと、老後の生活に支障が出ます、というお話です。
※データとしては以前からあるデータですが、この話の信憑性について話すと長くなるので、この記事ではふれませんが、この2000万円足りない問題は、モデルケースの年金受取り事例をベースに、と現状の最低限必要な生活費で試算しているものですので、「実はもっと必要」など、様々な議論は出てくると思います。
この記事では、素直に2000万円作るための方法をタイプ別に年齢別に、お話していきたいと思います。
実際とのことこんな問題もありますが・・・
話が回りくどくなるといけないので、簡潔に話したいと思いますが、先程もお話しましたが、老後の年金2000万円は確実にぶれます。現在30代の方であれば30年後以降のお話ですので、確実に数字はぶれてきます。
例えばこんな要因で・・・
- 年金の基礎の額(老齢基礎年金)が変化する
- 老齢厚生年金の計算式が変化する(平成15年以前と以降で現状でも計算方法が違います)
- 物価上昇OR物価下落・お金の価値の変化
- ライフスタイルの変化
- などなど
ですので、なるべくこのようなことに反応できる方法を取るべきだとは思いますが、何よりもまずはやるべきことの選択肢ややるべき基礎的な、ベースになるようなことは、重要だと思われます。
と、こういう話はこの辺にして、何をしたらいいか?お話をしていきたいと思います。
で、何をすればいいんですか?
これは、よく聞かれる話です。ここにどういう意図が含まれているのか?といいますと、実はこの質問は奥が深いです。あなたご自身と比較して確認してみてください。
この質問をする方(個別相談やセミナー等で)の多くは以下の悩みがあるようです。
- 老後のお金足りないのはわかっている
- 貯蓄しなければいけないのもわかっている
- どれだけ貯金すればいいのか教えて
- でも、貯金できる金額は限られているけどね・・・
- 銀行預金の金利も低すぎるし、なにかいい方法はないの?
- でも、そういえば先日、友達が損をしたって言っていたんでリスクは取りたくないです
- (セミナー参加者の方でも一定割合の方が、損をした、騙された、という経験をお持ちです。→これは知識不足というより、仕組み知らずの結果です。後述します)
- 貯蓄を捻出するための方法があれば教えて
- 他の家と比べて多い支出はなにか?あるなら教えて
- 保険屋さんに(保険ショップ等含む)ドルの保険すすめられましたけど、良さそうです。どうですか?
- 確定拠出年金や積立NISA、ってなんなんですか?やったほうがいいんですよね?
聞き方(口調)は人それぞれですけど、このような形です。少しお勉強された方であれば、「この質問はないな・・・」等の感想を持たれる場合もあるかもしれませんが、普通はこうです。ですから安心して、恥ずかしがらずに、質問していただきたいです。
そして、この質問、、、誰に聞くか?で実は結論が大きく変わります。だから、当事務所の個別相談が有効なのですが(突然、宣伝でしてすみません)
誰に聞くかで、質問の回答が大きく変わります
当たり前の話です。お金のトータルアドバイスをしますとか言っていたとしても
それが保険屋さんであれば、わざわざこれはあなたには向かないので、こういう商品がおすすめです、なんて言ってくれる人は恐らく1%もいないのではないかと思います。
つまり、結論はこうです。聞く相手の専門分野に行き着きます。しかしココで、
「選択肢・良い点・悪い点」を商品の仕組みよりも前に、様々な視点から分析して、話をしてくれる人に相談することがとても重要です。良心のあるファイナンシャルプランナーならそうすべきだと私は思っています。
また、ファイナンシャルプランナーという肩書を持っているからと言ってそうか?といえばそんなこともありませんので、注意が必要です。
ですからまずはあなたにとって、重要そうな選択肢は何なのか?というところを少し知って、(深く知ろうとすると時間がかかりますから、少しで大丈夫)ベースとなること(なりそうなこと)から始めてみてはいかがですか?というのがこの記事の趣旨です。
結論
・保険会社の人→保険
・不動産投資の人→不動産投資
・証券会社→投資信託等
・銀行→聞かないほうがいいです
タイプ別・できること整理
どんなタイプでも、お金を蓄えておくことはとっても大事だと思います。ですからその点は全者共通、でよいのではないかと思います。ありきたりですけど、無駄遣いしないとか・・・
実際に、無駄遣いは、知らないところで起きていることが多いですが(例えば車の費用とか・・・))これは別にお話します。
では早速、簡潔に書いていきたいと思います。動画を
「貯金がない・貯金できない人」はこうしよう!
この方々は色んな理由があるでしょう。ただ単に収入が低い、という場合もあるでしょうし、お金の使い方が・・・という場合もあるでしょう。こんな方々がやるべきことをまとめました。
- 家計の見直し(支出の削減)をする→役立つものがあれば御覧ください「カテゴリー:節約」
- 少しでも貯金できるようにする(貯蓄専用口座・社内預金など)
- もうちょっと収入が取れないか?を検討する→「カテゴリー:収入アップ」
- 不動産投資を検討してみる(会社員の方がやりやすいと思います)
細かい内容は、記載しませんが、記事をご確認いただくか、または、トータルのアドバイスを受けたい方は、ご連絡ください。お問い合わせ
貯金はあるけど、定期的な貯蓄ができない
●今ある貯蓄について
今持っている貯蓄、多くが銀行預金だと思いますので、それを別の場所に「一括で移す」または、「月別、年別等時間をずらして移す」ことをすると良いでしょう。
ただし、手元にもお金は置いてお金くてはなりません。よく「緊急予備資金」なんて言う言い方をする人もいますが、「3ヶ月分の収入」とか「半年分」とかはご自身で決めてすると良いと思います。
何よりも重要なのは
- 「貯金を減らさないこと」(使ってしまわないこと)
- 「できるだけ有利に」残せるようにすること
です。
ココで注意することは、「すぐに保険にしない」こと。
保険は10年以内はだいたいどんな商品でも「払った分」よりも「解約したときに返ってくるお金」は少ないです。
それから、「低解約」と商品名に入っているものは、やめておいたほうが身のためです。
※すべてが駄目という話ではなく、選んでも良いものは、それぞれの家計や資産の状況により異なりますが、「これいいね!」と言えるものは一部しかないと思っておいたほうが良いです。
「債券」や「確定利回り年金」等のキーワードで確認すると良いかもしれません。
例えば・・・雰囲気だけ示しますと・・・(例ですので、詳しくお聞きになりたい方はお問い合わせより)
つまり、使わなくてはいけないときにすぐに動かせるか?はとても重要なキーワードです。
積立を開始したいけど何を選べばいいか?
リスクの許容度によりますが、「預金」を除いて話していくならば、
①積立NISAは(投資信託)
②確定拠出年金(iDeCo)
③その他投資信託・変額年金
④ドル建ての保険等
⑤個人年金保険
⑥その他
積立ということで言えば、他にも「純金積立」など思いついた方も多いかもしれませんが、そういう細かい話は抜きにして、仕組みということで言えば、上記⑥つくらいではないでしょうか?④⑤を除いて、ほとんど投資信託です。(④も投資信託と言えるかもしれませんが)
ドルコスト平均法という言葉をお聞きになったことがあるかもしれませんが、毎月一定額ずつ積立をすることで、リスクを減らし、お得に運用しやすいという法則です。
ちょっと違った視点から書いている記事がありますので、時間があるときにこちらもどうぞ。
マネーの達人「ガソリン給油「リッター単位」と「1,000円単位」どっちがお得? 「ドルコスト平均法」でお得に給油」
結構あとになって「あーすべきではなかった」となっている人の多くが
「駄目な投資信託を選んだ人」と「生命保険で貯蓄するようすすめられて始めた人」
よく考えて、とよく言いますが、選び方のツボとコツを意識して情報収集することが大切だと思います。
リスクを負いたくない人
元本確保型投資をおすすめします。ある一定の条件を満たせば元本が確保される仕組みを持っているものです。
ちなみに銀行預金のようないつでも元本保証では有りません。つくなからずリスクを伴うものですが、例えば、「一定期間積み立てた方」などのような条件を満たすと、仮に運用状況がマイナスとなっていても、決められた金額を保証される、といった仕組みの商品があったりします。
細かい話かもしれませんが、外国通貨建ての場合は、円に換算すると減少する場合もあれば、増加する場合もありますので、その点は最低限知っておくべきです。
(外貨で受け取れれば自分の都合の良いときに円に変えたりもできますが・・・)
ご興味ある方はこちらでチェックできます。
まとめ
いかがだったでしょうか?範囲が広くなってしまい、なかなか個別の話に至らなかったような気がしますが、何かに偏らず、(分散したほうがいいよっていうじゃないですか)バランスを持って、対処することがとっても重要です。
少しでもお役に立てれば幸いです。
なにかご意見やご質問等有りましたらお気軽に「お問い合わせ欄」よりご連絡くださいませ。
ここまで読んでいただきありがとうございました!