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老後の年金、、、いくら必要ですか?
老後のお金はいくら必要ですか?とよく聞かれることなのですが、ぶっちゃけわからないです^^;
だって、
・年金がいくら貰えるかもわからないし・・・
(今だって毎年受取額が変わっているんですよ・・・)
・物価の状況もわからないし・・・
・そもそもいつまで仕事しているかもわからないし・・・
生命保険文化センターの調査では、毎月約35万円くらいあると、ゆとりある老後がおくれるそうです。
65歳から平均寿命83歳まで18年間と仮定すると、
7,560万円の生活費
ということです。
いつまで生きるかわからないし、今時人生100年時代と言われていますしね。と考えると、心配ない金額は1億円です。
でもそんなのムリ!
って思うのが普通です。というわけでシミュレーションして見ましょう。
長生き時代の証拠
ちょっと話はずれますが、平均寿命という言葉をよく聞きますが、実際は『人生100年時代』という言葉がよくささやかれるようになりましたが、別の見方をしておいたほうがいいです。
そもそも平均寿命とはって何?
平均寿命とは0歳の平均余命のことである。 …平均寿命は、年齢別の推計人口と死亡率のデータを使い、各年齢ごとの死亡率を割り出す。 このデータを基にして平均的に何歳までに寿命を迎えるかを出す。 日本の厚生労働省が発表している日本人の平均寿命は、ある程度以上の年齢のデータについては除外して計算している。
つまり、例えばあなたが40歳だったとして、もうすでに40歳までに残念ながらお亡くなりになってしまった方も、この平均寿命の計算に含まれている、ということです。○○歳の人が、あと何年生きるのか?
と考えるのが適切、と考えています。
平均余命とは・・・
ある年齢の人々が、その後何年生きられるかという期待値のことである。 生命表で計算されている。 生命表には、10万人が生まれたとき、ある年齢に達するまで何人生存し、その年齢の内に何人が死亡するかが計算され、掲載されている。
平均余命表で確認してみると・・・
厚生労働省のHPよりの抜粋ですが、平成28年の分を当てはめてみると
40歳男性:41.96年ということで、81.96歳
40際女性:47.82年ということで、87.82歳
50歳男性:32.54年ということで、82.54歳
50歳女性:38.21年ということで、88.21歳
平均寿命の数字とは結構違います。
ちなみに、80歳の男性女性で見ると
・男性:8.92年、女性:11.82年
平均寿命まで生きると、更に、先までの人生が待っている・・・しかも毎年その数字が増えていることがわかります。
この観点から言っても、ライフプランを組む上で、何歳まで?という考え方は「平均寿命で考えるとちょっとプラン上厳しいのではないかな?」
と思うことが出来ますね。
保険会社の方がよく「ライフプラン」という言葉を口にしているのを聞きますが、
- 平均需要で組むライフプラン
- 年金は現在支給額で計算
等、現実との乖離を感じますが、その点を考慮した上で、確認しておくことがいいでしょう、と私は思います。
老後のお金、いくらあったらいいですか?
これは、先ほどもお話しましたが、とてもよくある質問です。
ちなみにこんなデータもあります。
最低22万円。これはこれだけあったら、安心ということではなく、最低必要額で、物価が上昇したり、何らかの環境変化には対応できない可能性もあると考えておいたほうがいいですが、あくまで目安として考えておいて下さいね。
仮に65歳~90歳までの老後、と考えた場合、、、
最低22万円と仮定して:6600万円
34.9万円と仮定して :10470万円
となります。もちろん、年金がなくなることはない、と多くの専門家の方々が言っているので、これは間違いないと思いますし、私もそう思います。
余談ですが、国債が発行し続けることができれば、コレは問題ないと思われます。しかし、物価は上昇する可能性も高いですので、年金受取の価値そのものは減ると考えておいたほうが、将来を安心して設計していく上ではいいと思います。
貯金や投資だけで老後の生活費をカバーするという考えは違うと思います
当然今の収入が一生続くのであれば何も無理して1億円貯めなくていいと思います。
つまり、収入を取り続けられるようにしておく必要はあるということです。
これからシミュレーションのお話もしますが、ここは人生100年時代とっても大事なことです。
こんな状況から、安倍さんも
「1億総活躍社会」
と言っているのではないでしょうか?まあ、普通に考えて、老後を国だけで養うのはムリ!
ということになるでしょうね(笑)
こういう観点から、これからやっておくべき5つのポイントがあるとしたらコレだと思います。
人生100年時代の今からやるべき5つのポイント
5つのポイントとは?
他の記事でもお話していることですが、「収入」「固定支出を減らす」「有利に備えておく」ということが先決だと思いますが、具体的に必要な5つのポイントとは?コレじゃないかなと思います。
- 健康管理・体力づくり
- リスク管理
- 収入管理・プラスの収入を得るアイデアと習慣
- 支出管理
- 資産管理
大きく言えばこれです。詳しくはメール講座やメルマガで、と言いたいところですが、少しだけ触れておきたいと思います。
健康管理
健康寿命、という言葉を聞いたことがありますか?寿命とは別に、健康で通常生活ができる状態と、健康でなく、治療や介護といった今までと違った生活を送る状態を分けた発想です。
健康でない、ということは、気分的にも良い状態ではありませんし、お金も掛かる可能性があります。何より、人生100年時代のキーワードは
「働き方改革」
だと思っています。これは残業問題じゃなくて、老後の「働き方」ですね。そう言える時代だからこそ、健康は非常に重要なテーマとなります。
サプリメントや健康食品を買うのもいいですが、私は個人的には
- 歩く
- 和食
- 野菜
- 水
- みとめ、認められる
などは重要だと思っています。よかったらご参考にしていただければ、と思います。
私はこう思う、などありましたら、お気軽に教えてください!コメント欄かお問い合わせからお願いします!
リスク管理
リスク管理はとっても大事です。ファイナンシャルプランナーの試験にも「リスク管理」という項目があります。どの企業でも「リスク管理」ができないと失格と言われています。
ちなみにリスク管理というのは、お金の話だけじゃありません。
- 遅刻しないように、目覚まし時計を書けておく
- 寒さが予測されるので上着を持っていく
- 眠くならないように早く寝る
などこんなこともリスク管理です。働けないときのために、収入が不安定になりそうなときのために、物価が上がってお金の価値が減ってしまったときのために・・・
などライフプランの中で必要なことを抜き出して一つ一つ事前に対応しておくことが先決です。
ちなみに、相続というキーワードでご相談を受けることや相続の専門家の方とお愛することがありますが、「事前対策」を基本ベースで活動されている方は少ないです。「遺言」くらいじゃないでしょうか?
事前のリスク管理は、事が起こった時の労力よりも圧倒的に少なくすみますから、このことは頭に入れておいていただくとよいかと思います。
ただ、人間の脳はあまり自分に危険が及ぶことを想像しないように出来ているので、意識する必要はありますね。
収入管理
人生100年時代は「収入」をいくら、いつまで取り続けることができるのか?
にかかっていると言っても過言ではありません。今からできることを一つ一つこなすこと、
これが重要だと思います。
取っ掛かりとしてこちらの記事はおすすめです。
支出管理
同じものなら安い方がいい
これが普通の心理じゃないでしょうか?これもリスク管理と同様、早くに手を打つと生涯の支出を減らすことが出来ます。
よく保険屋さんが
「若いうちに保険に入ると安くていいものに入れますよ」
と言っているのを聞いたことがありますが、ああいうことじゃなくて(笑)
今はいいけど、将来とんでもないことになったり、なんてことも保険の場合はありますからね(笑)ご注意下さい!
例えば・・・
・保険
・住宅費
などはこの典型です。時間ある時に参考記事も読んでみて下さい
住宅ローンのカテゴリーの記事
生命保険のカテゴリーの記事
ちょっとダブっていますが、ダブっているところほど重要です。
資産管理
そもそも現状自分の持ち物を現金化したらいくらになるか?調べてことがありますか?
これは是非やってほしいです。(個別相談の際は計算します)
ちなみに、メルカリ、ってやったことありますか?大体みなさん、不要なものを販売すると大体10万円~多い方で30万円くらいになったりします。
売る売らないにかかわらず、価値を確認しておくことは大切です。それ以外に、資産を形成すること、
これは自分には関係ないと言わずにやるべきです。
これは誰でもできる3つのキーワードがあります。
- 複利
- 分散
- 時間
です。なんだかよくわからないな、と思う方もいるかもしれませんが、
複利というのは、積立や何処かにお金を預けてプラスになったお金を使わないで再度預けていくという方法で、
最初は効果がわかりにくいのですが、時間が立つと、すごいことになります。
例えば、こんな貯金方法。
1円貯金をやります。翌日は、倍の2円を貯金します。その翌日はその倍の4円を貯金します。
初日:1円
2日め:2円
3日目:4円
4日目:8円
5日目:16円
6日目:32円
7日目:64円
1週間でたまったお金、127円です。でもここからです。
8日目:128円
9日目:256円
10日目:512円
11日目:1024円
12日目:2048円
13日目:4,096円
14日目:8,192円
ちょっと苦しくなってきしたが、1ヶ月位ならできそう、そういう方もいます(笑)
ここまででたまったお金
16,383円
これを1ヶ月続けると、億単位のお金になるのです。これを複利の法則と言って、
これは宇宙最大の発見だね、って
この人が言ったそうです。
ちょっと長くなりましたが、次、分散。これはリスクを減らすために重要なキーワードです。
そして時間。これは分散して複利でお金を運用した際、
時間がたてばたつほど、リスクが減る、
というデータがあります。正しくやることが大切です。
正しく、そして、続けるとあなたの将来のお金はちゃんと作れますよ、というお話です。
さて、かなり長くなりましたが、
老後の年金1億年つくるために毎月いくら積み立てたらいいのか?
というお話です。
5つのポイントがあって初めてあなたのあなたらしいライフスタイルを続けることが可能なわけですが、
資産形成という観点で、
複利でかつ分散し、時間をかけるといくらの積立をすると1億円に到達するのか?
老後の年金の積立額はいくら?
前提として、
- 目標額1億円
- 積立期間10年~30年で確認
- 積立は途中で利益確定しない、引き出さない前提
毎月の積立額は下記の表のとおりです。
引退時期を自分で変える事ができるのであれば年数も増やすことが出来ます。
平均して利回りがよいところで積立し続けることができれば更に、月々の積立額は少なく、お金を有利に貯めることが出来ます。
表にしてみたので、みてみて下さい。
10年 | 20年 | 30年 | |
金利ゼロ | 833,333円 | 416,666円 | 277,777円 |
金利1% | 792,708円 | 376,561円 | 238,306円 |
金利3% | 715,607円 | 304,598円 | 171,604円 |
金利5% | 643,988円 | 243,289円 | 120,155円 |
いかがですか?
あ~こんなのムリ!そんな声も聞こえてきそうですが、
これはあくまで資産形成、これから積み立てたら・・・のお話です。
ずっとこの金利が続く方法も少ないですが、働いたり、収入があったりすることで、もっと積立は少なくていいです。
しかも今ある資産をどうするということもありませんし、
1億円を1年間でいきなり老後に必要なわけでもありません。何十年もかけて消費していくわけですから、
これはちょっと乱暴な資産ではあるんです。
ただ、です。コレを見ておわかりと思いますが、
「金利が高く、時間をかけると」すごく有利にお金を貯めることが可能、ということがいえます。
ちなみに、上の表はあくまで、毎月の積立額ですが、コレをした時の総積立額をご覧ください。
10年 | 20年 | 30年 | |
金利ゼロ% | 1億円 | 1億円 | 1億円 |
金利1% | 9512万4960円 | 9037万4640円 | 8579万0160円 |
金利3% | 8587万2840円 | 7310万3520円 | 6177万7440円 |
金利5% | 7727万8560円 | 5838万9360円 | 4325万5800円 |
金利と時間で、コレだけの数字の変化が出る、
つまり、良いと思うことがあったら、今から始めたほうがいい!ということになります。
金利3%で10年の人と30年の人で、いくらの差がありますか?
2,409万円です。
コレは、日本人の平均世帯年収400万円の6年分に該当するわけです。すごくないですか?
ただ、きっとこう思っていることでしょう。
そんな都合の良い投資法があるの?今はマイナス金利ですよ・・・と・・・
そして、
なんか怪しい・・・騙されたくない・・・
正直、ネットで検索しても、銀行に行っても、証券マンに聞いても、保険屋さんに聞いても、
あまり良い答えは帰ってこないでしょう。
この記事を読んだあなたのほうが、知識レベルが上だからです。それと、そんなに都合の良い者はない、
というか、
誰にもわからないのが適切な答えです。
投資は先のことがわからない・・・からです。
仮に、ですが、
もう事前に時期が来たら、いくらになっているという最低限の金額と最高の金額がわかっていたらいかがですか?
よくないですか?
日本にも世界にも、こういう方法は極めて少ないです。
参考記事はこちらに一部を記載しています。是非参考にしてみてくださいね。
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