なぜ準備の話はいつも後回しにされるのか
こんにちは、阿久津です。今日も最新情報をお届けします。
「あなたは予定に追いかけられています」
↑
これは、あなたじゃなくて僕が言われたことです。
「俺のスケジュールどう思う?」
「何が問題だと思う?」
「何が根本の原因だと思う?」
とか、、、、
それで出てきたのがこれなのですが、なぜそう見えるのか?
これを見て、多くの人は大変そう、とか、
全く邪魔にならないです。なぜなら、生の意見を聞けるからです。
相談者
「もう︎
︎士の顧問契約いらないと思ってるんだけど、
僕
「なぜですか?」
相談者
「何もやってないんですよ」
僕
「具体的に何をやってくれていて、
相談者
「やってくれているのは︎
︎でしょ、
︎
︎でしょ、
︎
︎のアドバイスはまるでなしなんです」
僕
「へー、そうなんですね。ちなみに︎
︎とかは自分で?」
相談者
「いえ、多分やってもらえているとは思います」
僕
「なるほどー。教えてくれてありがとうございます」
この手の質問は、僕に聞くべきことではないですが、
これはAIは教えてくれないことなんですよね。なぜなら、
つまり、表では語られないこと、を得られるので、
実は補助金にもそんな話は多くあります。ここから補助金の話
実は、補助金でもあまり表では語られない話をします。
それは、
補助金には「3つの段階」がある、という話です。
多くの人がイメージしているのは、
だいたいこの1つ目だけです。
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① 申請の段階
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・どの補助金が使えるか
・要件に当てはまるか
・計画書を作る
・審査に通るかどうか
いわゆる
「申請が通るか?」の世界ですね。
ここに意識が集中するのは、
ある意味当然だと思います。
でも、実務をやっていると、
実はここは“全体の一部”でしかありません。
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② 実行・運用の段階
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補助金は、
採択されたら終わりではありません。
・実際に何をやるのか
・いつ、どう進めるのか
・計画と現実がズレた時にどうするか
この段階で、
「思っていたより大変だな…」
となるケースは少なくありません。
事業計画が
机上の空論だと、
ここで一気に詰まります。
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③ 事後・検証の段階
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最後に来るのが、
・実績報告
・証憑の整理
・数字の説明
・計画との整合性
いわゆる
「後処理」の段階です。
実務的には、
この③まで含めて
初めて「補助金が完了した」
と言えます。
ここが甘いと、
後からかなりしんどくなります。
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僕が補助金の相談で
制度や採択の話だけで終わら内容にしようと思っているのは、
この①②③が
すべてつながっているからです。
①だけを見て作った計画書は、
②や③でほぼ確実に無理が出てしまうことも多いです。
逆に言うと、
最初の段階で
事業の背景や意思決定を
きちんと整理しておくと、
・実行が楽になり
・途中で迷いにくくなり
・最後の報告もスムーズになります。
補助金は
「通すこと」がゴールではなく、
「ちゃんと使い切る(入金など)」まで含めて
一連のプロセスです。
もし今、
補助金を検討している、あるいは
過去に「思ったより大変だった」
と感じたことがあるなら、
この3段階を
一度、全体で捉え直してみてください。
それだけでも、
次の一手の考え方が
かなり変わると思います。
またこの続きは、
もう少し具体的な話で
書いていきますね。
PS
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