今後の補助金、どう変わる?【概要版】
2024/12/10
ここでの記載内容は、あくまで阿久津のこれまでサポートしてきた実務上で感じたことや、傾向からくる、予測の域内での話です。ご自身で事実を把握した上で、申請やサポートに活かしてください。
この記事のポイント一覧
総合的な視点
事業計画
電子申請や申請に関するルール
実績報告審査
補助金をフックに商品を売る事業者の注意点
総合的な視点
物価高騰・賃上げ・豊かな暮らし・少子高齢化などいろんなキーワードのもと、今年も傾向としては昨年と変わらない感じで行われることが予測されます。
中小企業を支援したい、という意図は組めるのと同時に、「不正撲滅」の意識が非常に強くなってきています。
・本当に売れるの?
・既存の代替の投資なんじゃないの?
・この報告、ほんと?
と言う視点がかなり強化されていくでしょう。
申請の際の審査も、交付申請、実績報告の審査の内容ややり方、が少しずつ変化し、申請の際に、通った後のことも把握しておく必要は大いにあります。
<直近の指摘事例>
・事業計画と報告内容に差異があります。補助対象経費として妥当な理由書を提出してください
・交付申請時と実績報告時で品目が変化しています。どのような変更だったのか?具体的に教えてください。また、なぜ変更が必要だったのか?、変更しなければいけなかった理由と事業への影響を詳細に返答してください
・申請していない対象経費が含まれています...
などなど。以前は大丈夫だったので、今回もOKにはならない、と思っておいた方が良いです。補助金を受け取るための申請内容、ではなく実態に則した申請と実績報告がさらに強く求められるでしょう。
中小企業を支援したい、という意図は組めるのと同時に、「不正撲滅」の意識が非常に強くなってきています。
・本当に売れるの?
・既存の代替の投資なんじゃないの?
・この報告、ほんと?
と言う視点がかなり強化されていくでしょう。
申請の際の審査も、交付申請、実績報告の審査の内容ややり方、が少しずつ変化し、申請の際に、通った後のことも把握しておく必要は大いにあります。
<直近の指摘事例>
・事業計画と報告内容に差異があります。補助対象経費として妥当な理由書を提出してください
・交付申請時と実績報告時で品目が変化しています。どのような変更だったのか?具体的に教えてください。また、なぜ変更が必要だったのか?、変更しなければいけなかった理由と事業への影響を詳細に返答してください
・申請していない対象経費が含まれています...
などなど。以前は大丈夫だったので、今回もOKにはならない、と思っておいた方が良いです。補助金を受け取るための申請内容、ではなく実態に則した申請と実績報告がさらに強く求められるでしょう。
事業計画
テンプレを真似して申請すれば、採択できると言う時代は終わりました、と同時に、AI活用については、渋い見方をされる補助金が多い印象です。事業再構築補助金でもみられるように、申請者が作成した事業計画かどうか?と言う視点での審査だけでなく、AIに書かせたことが明らか、と言う事業計画は跳ね除けてしまう、と言う方針の補助金も増加するのではないかと、思っています。
個人的には、AIの活用方法は、書く以外で活用するのがおすすめです。
ウチで、質問集とAIプロンプトを開発しています。(バラバラで今はシステムっぽくはなっていない)AIで書くのではなく、AIを使って情報を的確に収集することの方が重要で、それを元に事業計画を練っていくと必然的に実質に即した事業計画でかつ、オンリーワンの事業計画が実現できると考えています。
(ちなみに、AIで情報収集するとは、AIに聞く、と言う意味で書いていません。現時点でのAIを活用した調査は、限定的な使い方となるのが実情です。)
個人的には、AIの活用方法は、書く以外で活用するのがおすすめです。
ウチで、質問集とAIプロンプトを開発しています。(バラバラで今はシステムっぽくはなっていない)AIで書くのではなく、AIを使って情報を的確に収集することの方が重要で、それを元に事業計画を練っていくと必然的に実質に即した事業計画でかつ、オンリーワンの事業計画が実現できると考えています。
(ちなみに、AIで情報収集するとは、AIに聞く、と言う意味で書いていません。現時点でのAIを活用した調査は、限定的な使い方となるのが実情です。)
電子申請や申請に関するルール
補助金の事務局はどこも、
最近、やたらと、第三者申請、代理申請をかなり嫌っています。多分、不正の原因や理由がある場合、これとリンクしていることが多いからなのかもしれません。他の話もそうですが、これも僕の想像です。
ただ、これだけITが発達しているにも関わらず、「あーこの補助金は申請しやすかったな」って言う補助金は皆無です。
超、扱いにくいです。持続化補助金の15回以降で申請したことがある人ならわかると思いますが、写真を挿入したと思ったら、noimageになっちゃうとか、文字数1万文字制限も、本当は文字数でカウントしていないとか...
慣れていない人には難しい、でも、慣れている人に代行依頼はダメ、という状況になっています。
誰かにサポートを依頼する場合は、電子申請においてスムーズに申請できる支援ができるところ、に依頼するか、自分で頑張るようにしましょう。多分、事業再構築補助金で言われていた、このルールが一番厳格で、明確なので、記載しておきますね。
・複数のIPアドレスから申請
・複数のデバイス(別のパソコンという意味)からの申請
は、NGのことが多いです。なので、なるべく同じ、自分のPCで申請するようにしておくと、変な疑いをかけられることはないでしょう。
ちなみに、宣伝するつもりはないですが、僕たちの場合は、某拡張機能を使って、Remoteでサポートするサービスを行っています。(どうしても無理、という方向けのサービスです。時間もお金もかかります)
最近、やたらと、第三者申請、代理申請をかなり嫌っています。多分、不正の原因や理由がある場合、これとリンクしていることが多いからなのかもしれません。他の話もそうですが、これも僕の想像です。
ただ、これだけITが発達しているにも関わらず、「あーこの補助金は申請しやすかったな」って言う補助金は皆無です。
超、扱いにくいです。持続化補助金の15回以降で申請したことがある人ならわかると思いますが、写真を挿入したと思ったら、noimageになっちゃうとか、文字数1万文字制限も、本当は文字数でカウントしていないとか...
慣れていない人には難しい、でも、慣れている人に代行依頼はダメ、という状況になっています。
誰かにサポートを依頼する場合は、電子申請においてスムーズに申請できる支援ができるところ、に依頼するか、自分で頑張るようにしましょう。多分、事業再構築補助金で言われていた、このルールが一番厳格で、明確なので、記載しておきますね。
・複数のIPアドレスから申請
・複数のデバイス(別のパソコンという意味)からの申請
は、NGのことが多いです。なので、なるべく同じ、自分のPCで申請するようにしておくと、変な疑いをかけられることはないでしょう。
ちなみに、宣伝するつもりはないですが、僕たちの場合は、某拡張機能を使って、Remoteでサポートするサービスを行っています。(どうしても無理、という方向けのサービスです。時間もお金もかかります)
実績報告審査
言葉を選ばずに言うと、事務局が偉そうになるでしょう。
と言うのも、あまりにルールに則さない報告や申請が多いと感じるからです。そうなるのは、実績報告での審査項目がイレギュラーを許さない感じになる可能性が高いからです。そうすることで、業務の効率化することと、不正を未然に防ぐと言う取り組みが活発になるではないかと思っています。
それと、結構危惧するのが、知らないうちに不正の疑いをかけられていることです。僕たちは回を追うごとに事務局の対応が少しずつ変化したりしてそれらを察知してこんな感じだと嫌な対応してくる、みたいなことがわかるのですが、普通わからないです。そして怖くなります。怖くなって「やっぱいいや」っていって投げ出しちゃう人も結構多いみたいです。なので、実績報告に関して相談する、質問する場合はある程度経験のある人に質問した方がいいですね。
それと、どれだけ頑張ってもこの裏方の情報は掴めないのと、補助金情報をすごく頑張って提供している発信者でもこの辺の情報は出さないのが普通なので、ネットで調べるのも結構難しいです。
なので、ルールの確認を元に、実績報告を見据えた計画(計画が変更になる場合は事前に承認を得ることが必要)を立てていく必要があって、やりがちなんですが、なるべく「この部分は後で考えましょう」と言う項目を申請の前後から少しでも減らしておくことが重要でしょう。これってどうなんだろう?って思ったら、事務局にこう言う場合はどうですか?みたいな質問をしておくと、安心できます。
と言うのも、あまりにルールに則さない報告や申請が多いと感じるからです。そうなるのは、実績報告での審査項目がイレギュラーを許さない感じになる可能性が高いからです。そうすることで、業務の効率化することと、不正を未然に防ぐと言う取り組みが活発になるではないかと思っています。
それと、結構危惧するのが、知らないうちに不正の疑いをかけられていることです。僕たちは回を追うごとに事務局の対応が少しずつ変化したりしてそれらを察知してこんな感じだと嫌な対応してくる、みたいなことがわかるのですが、普通わからないです。そして怖くなります。怖くなって「やっぱいいや」っていって投げ出しちゃう人も結構多いみたいです。なので、実績報告に関して相談する、質問する場合はある程度経験のある人に質問した方がいいですね。
それと、どれだけ頑張ってもこの裏方の情報は掴めないのと、補助金情報をすごく頑張って提供している発信者でもこの辺の情報は出さないのが普通なので、ネットで調べるのも結構難しいです。
なので、ルールの確認を元に、実績報告を見据えた計画(計画が変更になる場合は事前に承認を得ることが必要)を立てていく必要があって、やりがちなんですが、なるべく「この部分は後で考えましょう」と言う項目を申請の前後から少しでも減らしておくことが重要でしょう。これってどうなんだろう?って思ったら、事務局にこう言う場合はどうですか?みたいな質問をしておくと、安心できます。
補助金をフックに商品を売る事業者の注意点
補助金をフックに商品を売る、これは、正当なやり方で、このノウハウを100万円近い金額で販売している事業者さんもいるくらい、効果を得やすい事業計画の一つです。(この補助金を活用したい、という事業計画で補助金の採択を得ることはできません、ほとんどの補助金で...)実際、うまくいっている会社とそうでない会社にはいくつかの差があります。その前に、IT導入補助金であったような悪い事例は参考にしないようにしてくださいね。(IT導入補助金 不正事例とかで調べれば、ちゃんと明確に確認することができます。)
いくつか、代表的なうまくいっている会社とそうでない会社の差をピックアップしますので、参考にしてください
・補助金の情報を提供しているかどうか?(買ってくれそうな人に話すのではなく、顧客に一律に提供している)
・提供する商品は個別対応商品ではない(実績報告で否認されない商品形態)
・その商品をどの補助金を使って売るのか?2パターンくらいにしている
など、他にもたくさんあるのですが、
少なくとも、補助金の勉強をする必要はなくてその辺は僕とか、補助金に詳しい人に聞くのが一番で、補助金の説明をするのではなく、情報を提供することに注力している会社の方が成果は出やすいです。
それと、大きな売上を取りたいと思うあまり、大規模補助金例えば、事業再構築とかものづくりとか、ばかりやると、自分の首を絞めることになる可能性もあるので、ご注意を。その辺はこの後開催する勉強会でも話していこうと思っています。
現時点では勉強会の開催予定は未定です。今すぐ相談したい方は下記よりご連絡ください。
いくつか、代表的なうまくいっている会社とそうでない会社の差をピックアップしますので、参考にしてください
・補助金の情報を提供しているかどうか?(買ってくれそうな人に話すのではなく、顧客に一律に提供している)
・提供する商品は個別対応商品ではない(実績報告で否認されない商品形態)
・その商品をどの補助金を使って売るのか?2パターンくらいにしている
など、他にもたくさんあるのですが、
少なくとも、補助金の勉強をする必要はなくてその辺は僕とか、補助金に詳しい人に聞くのが一番で、補助金の説明をするのではなく、情報を提供することに注力している会社の方が成果は出やすいです。
それと、大きな売上を取りたいと思うあまり、大規模補助金例えば、事業再構築とかものづくりとか、ばかりやると、自分の首を絞めることになる可能性もあるので、ご注意を。その辺はこの後開催する勉強会でも話していこうと思っています。
現時点では勉強会の開催予定は未定です。今すぐ相談したい方は下記よりご連絡ください。