2025年、AIと営業戦略の予測：音声入力とプロンプトエンジニアリング、そして補助金戦略

はじめに

皆さん、こんにちは。今年の予測として、AIと営業戦略についてお話します。これは後でAIでまとめてメルマガにしますので、よろしくお願いします。

まず、今年はどんな年になるか、どんな年にしたいのか、皆さんそれぞれお考えかと思います。僕の考えを述べさせていただきます。

1. 生成AIとビジネス：現状と未来予測

去年1年間は生成AIに関する情報が溢れていましたが、今年も同様でしょう。生成AIをサービスに組み込みたい人、生成AIを活用したスクールを作りたい人など、様々な人がいると思います。私たちも生成AIを取り入れて様々な事業を行っています。生成AIの仕組みを自分のビジネスに当てはめたり、様々な取り組みを行っています。

しかし、様々な情報がある中で、去年1年間で生成AIを通して得られた最も重要な知見は何だったでしょうか？それは「生成AIツール」です。ChatGPTやGoogle AI Studioなども、生成AIツールであることに変わりありません。画像生成ツール、サイト自動作成ツールなど、様々なツールが登場しました。

では、これからはどうなるのでしょうか？結論から言うと、「何も変わらない」ということです。ツールは改善され、クオリティは向上しますが、新鮮味は薄れていくでしょう。「新しい情報が私のところにあります！」というビジネスモデルは、今後難しくなるでしょう。

それよりも、「AIツールを使ってみたけど、思ったほど使えなかった」という人が急増すると思います。これは、生成AIの期待値とゴールが不明瞭なためです。各ツールでできることは示されていますが、多くの人は期待通りの成果を得られず、「思ったのと違った」と感じているはずです。

生成AIは想像以上に発展していますが、期待通りの結果を出せるツールは少ないのです。なぜ思った通りにならないのか？それは、使う側の「こんなこともできるんでしょ？」という思い込みが、操作に影響しているように思います。

例えば、「この生成AIでブログ記事が書けます」と言っても、書けるは書けますが、あなたが本当に求めているものとは異なる可能性が高いです。現時点では、生成AIが完璧な完成品を作る段階には至っていません。そのため、生成AIが出力した完成品を修正する技術が不可欠なのです。この修正能力がないと、まずうまくいきません。

この点に気づいた人は、今年1年間でライバルに大きな差をつけることができるでしょう。さらに、修正に至るまでの過程、つまり下書きの完成度も重要です。下書きのレベルが低ければ、最初からやり直しになります。AIの適切な使い方と修正能力が求められるのです。

この能力を身につけている人は、将来的にAIを効果的に活用できるようになるでしょう。では、質の高い下書きを作成できるAIの扱い方とは何か？それは「言葉」です。言葉を創り出す力、言語化能力が重要なのです。

「思っていること、やっていること、言っていることが一致すれば、間違いなく成果が出る」と言われます。これは精神的な世界だけでなく、一般的にそう考えられているでしょう。思っていることを言語化できる能力は非常に価値のあるものです。しかし、生成AIは、この能力を完全に備えているわけではありません。

今後は、生成AIが「こういうことを言いたいのではないですか？」と意図を推測する能力を発展させていくでしょう。しかし、一発で完璧な回答を得るのは難しいです。人間と生成AIでは、保有する情報の量に大きな差があり、生成AIの方が圧倒的に少ないのです。背景情報、伝えたいこと、思考プロセスなど、生成AIはほとんど把握していません。これは、プログラムに組み込まれていないからです。「言葉」が非常に重要になる理由です。

生成AIの使い方は難しいのでしょうか？そんなことはありません。重要なのは、「プロンプトの型」を習得することです。さらに、個別にカスタマイズされたプロンプトを作成できるようになることです。

残念ながら、一発で完璧なプロンプトを作成できる魔法はありません。しかし、プロンプトの型を理解し、それに沿ってプロンプトを作成できるようになれば、語彙力と型さえあれば、思った通りの結果を得られるようになります。

今年の生成AIに関する予測として、「使えそうで使えない」というもどかしさを解消したい人が増えるでしょう。そのためには、プロンプトを作成するための型を習得し、自分のものにする必要があります。

プロンプトの習得方法は、現時点ではChatGPTの標準機能を活用します。（詳細は後述します）そして、重要なのは「言葉」、語彙力です。最も効果的な解決策は「音声入力」です。

頭の中で考えて文章化して伝えるのではなく、音声入力を使用することで、考えていることをそのまま言葉にすることができます。思考の過程で様々なフィルターがかかりますが、音声入力では考えずに話すことができるため、より多くの情報、感情を含んだ言葉を発することが可能です。生成AIはこれを理解し、プロンプト作成に役立てます。今年は、この能力を身につけている人が優位に立つでしょう。

生成AIに関しては、音声入力から、思っていることや考えていることを忠実に再現するスクリプトや台本を作成できます。また、プロンプトがあっても、個人によって癖があるので、プロンプトを自分に合わせて修正する能力が求められます。

AIツールそのものを学ぶのではなく、「AIをどのように使うのか？」つまり、思っていることを言語化するためにAIを使う方法を習得することが重要です。その方法の一つとして、音声入力した内容をスクリプト化するプロンプトを作成しました。このプロンプトの精度向上こそが、AIの精度向上につながると考えています。使い方は簡単で、音声文字起こしを入力し、ボタンを押すだけです。うまくいかない場合は、音声プロンプトを修正します。

2. 生成AIの効果的な活用方法：５つのポイント

1. 自分にとって重要なAIの使い方を見つける：AIツールを学ぶのではなく、自分にとって使いやすい方法を見つけることが重要です。

2. AIは万能ではないことを認識する：AIは下書きまでしか作成してくれません。

3. 下書きの完成度を高める：修正を効率的に行うには、下書きの完成度を上げる必要があります。

4. プロンプトの重要性：下書きの完成度を高めるには、プロンプトが重要です。指示の仕方が重要であり、自分だけのプロンプトを作成できることが重要です。人によって背景情報や目標とする完成物が異なるからです。

5. 音声入力と語彙力の活用：音声入力を使って多くの情報を集めましょう。音声入力では文字数は少なくても、話している内容の方が重要です。大雑把に話すことで、生成AIが情報を集めやすくなります。語彙力を身につけるよりも、AIから語彙を引き出させることが重要です。そのためには、生成AIを使って作らせることが重要です。
 

3. 2025年以降の営業戦略：補助金戦略とコンサルティングの再定義

では、次に営業についてお話します。生成AIと同様に、「順番」が重要なポイントです。「コンサルティング営業」という言葉は昔からありますが、実際はただの営業です。「コンサルティング」という言葉を使って売るためのコンサルティングなので、お客様にもバレています。

様々な情報が溢れる時代なので、「コンサルティング営業」のような言葉を使ったところで、人は集まらず、お客様も納得しません。反応しなくなるでしょう。

順番が重要です。コンサルティングしてセールスする、これはいいのですが、売れなければ意味がありません。コンサルティングセールスで失敗しやすいのは「売れない」ことです。売れるのがスタートでありゴールです。このやり方は古いです。時間がかかり、離脱が増えます。

どうすればいいか？最初に信頼してもらうことです。信頼させるステージを作るのです。人間力が必要ですが、ほとんどの人はできません。そこで、順番を変えるのです。売るためのコンサルティングではなく、本当に知りたいこと、学びたいことを提供するのです。

ただでもらえると思ってる人を顧客にするのは難しいです。そこで、パーツを入れます。コンサルティングとセールスを分けます。コンサルティングは1対1に限らず、動画教材などで1対多でもOKです。

セールスをする前に、見込み客を作るプロセスがコンサルティングになります。これはフロントエンド商品という考え方です。いきなり高額なコンサルティングを売るのは難しいので、手前にフロントの商品を入れます。

あなたの商品を理解させたいなら、説明が必要ですが、説明はストレスです。フロント商品を置くことで、このストレスを軽減できます。あなたの商品に賛同する価値観を高めます。その中で最も効果的なフロント商品は「補助金」です。

補助金はwantsであり、支払能力がある人しか使えません。補助金を使うには事業計画が必要で、その事業計画の打ち合わせがコンサルティングになります。

生成AIの使い方からコンサルティング営業の話になりましたが、この仕組みを2025年は持っているかいないかで変わります。補助金はフロント商品として機能し、価格もそれほど関係ありません。最低でも10万円ぐらいもらっておけば問題ないです。

あなたの商品に近づけるための武器として使います。2025年の武器はAIと補助金です。使い方を工夫することで、あなたの未来が大きく変わると思います。

まとめ

2025年のビジネスにおいて、AIと補助金戦略を効果的に活用することが重要です。音声入力によるプロンプトエンジニアリングの高度化と、顧客との信頼関係構築を重視した営業戦略が、成功への鍵となるでしょう。

ありがとうございました。