補助金の相談で、いつも最初にやっていること
補助金の相談を受けるとき、
僕がいきなり
「この補助金が使えます」
「この制度がいいです」
という話から入ることは、実はほとんどないです。
もちろん、補助金の話を全くしないわけじゃないですよ。
せっかく相談に来てくれた人に、
いきなり関係ない話ばかり聞くのもキモいですからね(笑)。
補助金の制度や条件の話は、ちゃんとします。
ただ、その前後で
先にしっかりやっておきたいのは、
やっぱり「話を聞くこと」なんです。
理由はシンプルで、
補助金はお金をもらうための制度でもありますが、
それ以上に、
「今の事業を一度立ち止まって、
ちゃんと整理するきっかけ」
として使える場面がとても多いからです。
事業の根っこが固まっていないと、
どうしても
成果の出にくい計画書になってしまうことが多くて、あと、
なので、僕は
こんなポイントを意識して聞いていきます。
・なぜ今の事業をやっているのか
・これまで、何がうまくいって何がダメだったのか
・今後、本当はどうしたいのか
・逆に、絶対にやりたくないことは何か
こういう話を時間をかけて整理していくと、
不思議なもので、
普段はあまり話さないような
「実はここが一番しんどくて…」
といった本音が出てくることが多いです。
事業計画を作る上では、
数字だけでなく、
こうした意思決定の背景を整理することが
実務的にはとても重要になります。
最近は、
この内容を後からAIで整理して、
言語化することもあります。
そうすると、
自分では気づかなかった
「本当の優先順位」が見えてきて、
次に何を考えるべきかが
かなりクリアになることもあります。
「申請が通るかどうか」だけを
気にされる方も多いですが、
実際には
その前の整理こそが、
実務家としては一番の価値だと感じています。
もし今、
・補助金を検討している
・事業の方向性を一度整理したい
・申請するかどうかも含めて相談したい
そんな状態であれば、
気軽に相談してもらって大丈夫です。
売り込み前提の場ではありません。
まずは、話を整理するところからで
十分かもしれません。
詳細はこちらにまとめてあります
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