取引先名や製品写真を公開できない場合も、掲載可能な加工内容、設備、検査体制、担当者、ご依頼の流れなどから構成を考えられます。まず、公開できる情報と確認が必要な情報を分けます。
取引先名を出せなくても、実績を伝えられますか
取引先名以外に公開できる情報があるか確認します。用途の分野、材質、加工工程、相談された内容、確認した点などが候補になります。ただし、社名を消せば必ず公開できるとは限りません。
組み合わせた情報から取引先や製品が分かることもあるため、社内の確認担当者と、公開できる範囲を確かめます。実績の公開が難しい場合は、自社の対応内容や仕事の進め方を具体的に説明します。
製品写真や図面を出せない場合は、何を見せますか
公開可能な設備、工場の一部、検査機器、担当者の役割、受注から納品までの流れを掲載できます。写真が使えない工程は、確認した事実をもとに文章や表で説明します。
説明用に別の部品や図を用意する場合は、実際の納品実績と誤解されない表記を添えます。写真や図に何を示しているかを書き、実績として掲載するものとの区別を明確にします。
きれいな写真がそろうまで、制作を待つべきですか
写真の準備と並行して、必要なページと文章、写真を置く場所を決められます。工場全景、設備、加工品、スタッフなど、何のためにどの写真が必要かを先に整理します。
公開に必要な写真が決まったら、社内で用意するか撮影を依頼するかを検討します。仮の写真を使う場合は、公開時の差し替え対象が分かるようにし、自社の現場と誤解される画像を残さないよう確認します。
社内に文章を書ける人がいなくても依頼できますか
普段の説明を聞き取って原稿にする進め方があります。対応する加工、得意な仕事、設備、よく受ける相談を、箇条書きや既存資料で伝えます。
ただし、文章の作成を任せても、技術や会社情報の確認は必要です。制作側が書いた原稿を誰が確認するかを決め、数字、設備の能力、人物、実績などを確かめてから公開します。
他社と同じような設備しかない場合、違いをどう出しますか
設備の種類だけで差を説明しようとせず、依頼される仕事や対応の進め方を確認します。どのような図面の相談を受けるか、どの工程まで対応するか、何を確認して製作するかなどが説明の材料になります。
取引先が継続して依頼する理由を把握しているなら、具体的な場面とともに整理します。裏付けのない「高品質」「短納期」という表現だけで終わらず、実際の仕事の情報を添えます。
公開前に、誰が何を確認すればよいですか
設備・加工条件は技術担当者、会社情報は管理担当者、掲載する人物は本人、連絡先は窓口担当者など、情報ごとに確認する人を決めます。取引先に関係する資料は、公開の判断ができる担当者へ確認します。
修正点を取りまとめる窓口を設け、ページごとに確認済みの項目を記録します。写真を差し替えた後も、図面、モニター、他社の製品などが写り込んでいないか確認してください。