紹介営業が中心の会社でも、紹介された相手が御社の加工や設備を確認できる場所として、ホームページを使えます。まず決めたいのは、どのような仕事を相談してほしいかです。その仕事を判断できる情報から掲載します。
紹介だけで仕事が来ている会社にも、ホームページは必要ですか
紹介された相手が、御社の得意な加工、対応する材質、所在地、連絡先を確認する場所として使えます。紹介者の説明に加えて、設備や事例を相手自身が見られることに意味があります。
まずは、紹介の後に繰り返し説明している内容を集めてください。会社案内、設備表、公開できる加工事例をまとめ、それぞれを確認できるページを用意すると、商談前の資料にも使えます。
ホームページを作れば、新しい取引先から注文が来ますか
制作しただけで注文が増えるとは言えません。どのような企業に見てもらうか、その企業がどこから訪れるか、読んだ後に何を相談できるかを合わせて考えます。
紹介先にURLを送る、展示会後の連絡に関連する加工ページを添える、名刺や会社案内から案内するなど、今の営業で使える場面を決めます。相談件数だけでなく、欲しい仕事の相談だったかも確認してください。
小さな町工場でも、見せられる内容はありますか
会社の規模にかかわらず、対応できる材質・形状・数量、担当者の役割、検査の流れなどを掲載できます。初めて相談する相手には、社内では当たり前の情報も確認材料になります。
「小ロットの相談を受けている」「加工から検査までこの担当者が確認する」のように、実際の仕事を具体的に示します。見栄えのために、対応していない工程や確認できない精度を足す必要はありません。
何でも加工できる会社は、何を強みにすればよいですか
まず、今後増やしたい仕事と、繰り返し依頼されている仕事を並べます。材質、用途、数量、相談される理由を比べると、先に見せたい内容を選びやすくなります。
たとえば「金属加工全般」の説明に、公開可能な装置部品や治具の事例を添えます。最初に得意な仕事を具体的に見せ、ほかに相談できる加工はサービス一覧で案内すると、入口と対応範囲を両方伝えられます。
会社案内のPDFがあれば、ホームページは要りませんか
PDFは印刷や一括配布に使えます。ホームページは、相手に合わせて設備や加工事例などのページを個別に案内したいときに使えます。どちらを日々の営業で使うかを考えてください。
すでに会社案内があれば、制作時の資料になります。会社情報が現在の状態と合っているか確認し、加工・設備・事例・人の情報をページごとに分けます。PDFに詳しい情報があれば、必要な箇所から案内することもできます。
最初から、何ページも作る必要がありますか
ページ数だけで完成度は決まりません。相手が相談するために確認したい情報を整理し、技術、設備、事例、会社情報、問い合わせ先など、それぞれの役割を決めます。
同じ内容を細かく分けすぎると、読む側が行き来する負担も増えます。トップで事業が分かり、詳しく知りたい情報を選べる構成から始めてください。必要な情報と使い方を確認したうえで、制作するページを決めます。