| 実施機関 | 長崎県 |
|---|---|
| 地域 | 長崎県 |
| 受付状況 | 受付中 |
| 受付期間 | 令和8年3月31日から令和8年11月30日(申請受付期限は令和8年11月30日(月)) |
| 補助率 | 補助対象経費の2分の1以内 |
| 補助上限額 | 取組1・2・3の計は直接雇用林業就業者数により200万円から350万円(女性・外国人材に関する取組事業体は+50万円)、林業関係団体は250万円、取組4の高性能林業機械リースは別枠で300万円(意欲と能力のある林業経営体は350万円) |
この補助金のあらまし
長崎県の林業事業体を対象に、将来ビジョン実行・生産対策・担い手対策・高性能林業機械リースの経費の一部を補助する制度です。補助率は補助対象経費の2分の1以内です。令和8年度の公募期間は令和8年3月31日から令和8年11月30日までです。
制度の概要
この制度は、森林の適切な管理と林業の成長産業化を両立させるための補助金です。人材育成プログラムに基づく取組と、林業事業体が策定した将来ビジョン(経営の方向性を示す計画)に基づくPDCA(計画・実行・評価・改善を繰り返す管理の仕組み)を基軸にしています。林業生産管理システム等の生産対策と、多様な人材に対応した担い手対策を進め、「人財が集まり・定着する魅力ある林業事業体」の育成を図ることを目的としています。
取組は次の4つです。1「将来ビジョン実行」、2「生産対策」、3「担い手対策」、4「高性能林業機械リース」(高性能林業機械・スマート林業機械を借りる取組)です。1、2、3は必須です。申請は所在地を管轄する振興局に提出します。林業関係団体は本庁に直接提出します。(公式ページ、R8もりびとの魅力きらめきアップ支援事業注意事項 R8.4.1改正 p.1)
対象になる事業者
次のいずれかの要件を満たし、長崎県内に事業所を有する組織が対象です。(1)「産地計画」を策定し、「将来ビジョン」策定済の事業体は、産地計画と将来ビジョンの内容に沿って①~④に取り組む事業体です。「将来ビジョン」未策定の事業体は、令和9年度までに将来ビジョンを策定することを前提に、①~④に取り組む事業体です。①~③のいずれかの取組は必須です。(2)上記(1)の取組を行う複数組織を効率的かつ体系的にバックアップする林業関係団体です。(実施要領 p.1-2)
補助金の対象外となるのは、国・県・市町が実施している事業の対象となる事業、民間助成金の対象となることが明らかな事業、森林環境譲与税の趣旨に合致しない事業などです。(実施要領 p.1)
- 長崎県内に事業所を有する林業事業体または林業関係団体ですか。
- 「産地計画」を策定していますか。
- 「将来ビジョン」を策定済み、または令和9年度までに策定する予定ですか。
- ①将来ビジョン実行、②生産対策、③担い手対策のいずれかに取り組みますか。
- 国・県・市町の他の事業や民間助成金の対象になっている事業ではありませんか。
補助の対象になる経費
補助対象となるのは、将来ビジョンの作成・経営分析、将来ビジョンのフォローアップ、人材育成プログラムに基づく研修の受講、スマート林業・ICT等機器の導入、林業機械(高性能林業機械を除く)のリース、生産性向上装備の導入、自主研修の開催、女性や外国人等の多様な人材の確保・育成、安全・快適装備等の導入、技能向上研修の受講、高性能林業機械・スマート林業機械のリースなどです。(実施要領 別表)
注意が必要な点として、補助金交付決定前に実施した取組の経費は補助の対象外です。単なる買い替え(更新)は対象外です。食料費、記念品、人件費、不動産取得に関する経費、施設の維持管理に要する経費も対象外です。(R8もりびとの魅力きらめきアップ支援事業注意事項 R8.4.1改正 p.3、実施要領 p.1)
| 区分 | 経費 | 内容 |
|---|---|---|
| 対象 | 将来ビジョンの作成・経営体分析 | 経営コンサルタント等の支援を受けて作成する将来ビジョンに要する経費 |
| 対象 | 人材育成プログラムに基づくスキルアップ研修の受講 | コンサルタント等の委託費、講師旅費、研修受講費など |
| 対象 | 高性能林業機械等のリース | グラップル、トラック、フォークリフトなどのリース代、離島の場合は海上輸送費(片道)など |
| 対象 | 生産性向上装備の導入 | 高出力チェーンソー、無線機、繊維ロープ等の購入・リース費など |
| 対象 | 安全・快適装備等の導入 | 防護衣・空調スーツ等の装備、シャワー室・分煙スペースの施設改修など |
| 条件付き | ICT等機器・システムの導入 | 情報の見える化、現地調査の効率化、書類作成のシステム化などに要する機器・システム経費(汎用性が高いものは目的に資するものに限る) |
| 条件付き | 林業機械リース | 将来ビジョン等に記載した作業システムを確立する取組に限り対象。既存の作業システムの代替は対象外 |
| 対象外 | 装備・施設の単なる更新・改修 | 単なる買い替えや単なる改修は対象外 |
| 対象外 | 食料費・記念品 | 活動中の水分補給を目的とした飲料水費を含む食料費、講師や参加者への記念品は対象外 |
| 対象外 | 個人に処方される医薬品 | 個人に処方される医薬品等は対象外 |
補助率と補助上限額
補助率は事業費の2分の1以内です。補助上限額は、交付申請時に事業主体が直接雇用する現場の森林整備を担う林業就業者の人数によって決まります。取組1・2・3の合計の上限は、1~10名で200万円、11~30名で250万円、31~60名で300万円、61~100名で350万円です。林業関係団体は250万円です。女性・外国人材に関する取組事業体は、上記の上限に50万円を増額します。
高性能林業機械リース(取組4)は、上記の他に別枠で1事業体あたり上限300万円です。意欲と能力のある林業経営体は上限350万円です。(実施要綱 別表1、実施要領 p.5、R8もりびとの魅力きらめきアップ支援事業注意事項 R8.4.1改正 p.4)
| 枠・区分 | 補助率 | 補助上限額 |
|---|---|---|
| 取組1・2・3の計(直接雇用林業就業者1~10名) | 2分の1以内 | 200万円(女性・外国人材に関する取組事業体は250万円) |
| 取組1・2・3の計(直接雇用林業就業者11~30名) | 2分の1以内 | 250万円(女性・外国人材に関する取組事業体は300万円) |
| 取組1・2・3の計(直接雇用林業就業者31~60名) | 2分の1以内 | 300万円(女性・外国人材に関する取組事業体は350万円) |
| 取組1・2・3の計(直接雇用林業就業者61~100名) | 2分の1以内 | 350万円(女性・外国人材に関する取組事業体は400万円) |
| 林業関係団体 | 2分の1以内 | 250万円 |
| 取組4 高性能林業機械リース(別枠) | 2分の1以内 | 300万円(意欲と能力のある林業経営体は350万円) |
事業費100万円の経費を使った場合、補助率2分の1で、補助金は50万円です。
申請から入金までのスケジュール
申請はR8公募期間(令和8年3月31日から令和8年11月30日)に行います。申請受付期限は令和8年11月30日(月)ですが、随時受け付けます。令和9年2月末日までに事業を完了することが確実な事業のみ受け付けます。申請から補助金の内示、補助金交付申請、交付決定までは、書類が揃ってから2週間~1か月程度かかります。補助金交付決定通知日以降に事業開始が可能です。実績報告書の提出期限は、事業の完了した日から30日を経過した日又は当該年度の3月10日のいずれか早い期日までです。補助金は精算払い(事業完了後に実績を報告して支払われる方式)ですが、概算払い(事前に一部を受け取る方式)も可能です。(R8もりびとの魅力きらめきアップ支援事業注意事項 R8.4.1改正 p.2、実施要綱 第6条・第7条)
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 令和8年3月31日から令和8年11月30日まで | 公募期間 |
| 令和8年11月30日(月) | 申請受付期限(随時受付) |
| 申請後、交付決定まで2週間~1か月程度 | 計画承認、補助金内示、補助金交付申請、交付決定 |
| 交付決定通知日以降 | 事業開始 |
| 令和9年2月末日 | 事業期間の終了(事業完了の目安) |
| 事業完了の日から30日を経過した日又は当該年度の3月10日のいずれか早い期日 | 実績報告書の提出期限 |
審査のポイント
知事が事業実施計画の内容を審査し、適当と認めるときに承認されます。承認後、予算の範囲内で補助金の額が内示されます。審査では、将来ビジョン等に記載された課題や取組との関係、事業費の妥当性、最小の経費で最大の効果があげられるかなどが検討されます。
事業計画書には、どの取組が「将来ビジョン」「産地計画」のどの課題解決につながるかを具体的に記載する必要があります。(R8もりびとの魅力きらめきアップ支援事業注意事項 R8.4.1改正 p.2、p.3)
加点項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 女性・外国人材に関する取組 | 女性や外国人材に関する取組を行う事業体は、補助上限額が50万円増額されます。 |
| 意欲と能力のある林業経営体 | 高性能林業機械リースの補助上限額が350万円(通常300万円)になります。 |
申請の流れ
- 事業実施計画の作成 事業計画書(要綱様式第2号)、事業計画明細書(要領様式第2号)、将来ビジョンまたは産地計画、直接雇用する林業就業者名簿、見積書やカタログ等の添付資料を準備します。見積書は一式などの内容が不明なものは不可です。
- 振興局へ提出 所在地を管轄する振興局へ提出します(林業関係団体は本庁に直接提出)。提出書類は返却されません。メールやデータでの提出も可能です。
- 審査・承認・内示 本庁において審査し、事業採択の可否を決定します。承認後、補助金の内示が通知されます。
- 補助金交付申請 補助金交付申請書(要綱様式第1号)に関係書類を添えて提出します。消費税仕入控除税額がある場合は減額して申請します。
- 交付決定 交付決定後に事業を開始できます。交付決定前に実施した取組の経費は補助対象外です。
- 実績報告 事業完了後、実績報告書(要綱様式第7号)に事業報告書、収支精算書、支出の証拠書類の写しなどを添えて提出します。
- 補助金の請求・受領 補助金交付請求書を提出し、補助金を受領します。
- 実施状況報告 事業完了年度の翌年度から4年間、毎年6月末までに実施状況を報告します。
申請に必要な書類
- もりびとの魅力きらめきアップ支援事業実施計画承認申請書(要領様式第1号)
- 事業計画書(要綱様式第2号)
- 事業計画明細書(要領様式第2号)
- 将来ビジョンまたは産地計画(事前提出がある場合は省略可)
- 直接雇用する林業就業者名簿(計画承認申請時点)
- 見積書の写し、商品カタログ等の添付資料
- 補助金交付申請書(要綱様式第1号)
- 暴力団排除に係る誓約書(要綱様式第4号)
- 補助金交付申請時の収支予算書(要綱様式第3号)
よくある注意点
補助金交付決定前に実施した取組の経費は補助の対象になりません。申請は審査に時間がかかるため、事業開始日までの期間を十分に加味して早めに申請してください。
一件の支払い予定金額が10万円を超えるものは、最低2者から見積書を取り、価格を比較する必要があります。購入品の値引きやポイント値引き、振込手数料、消費税、源泉徴収額などの税金は事業対象外の経費になります。5万円以上の備品を購入した場合は、備品管理台帳による管理が必要です。(R8もりびとの魅力きらめきアップ支援事業注意事項 R8.4.1改正 p.2-4)
よくある質問
- 補助金の申請はいつまでにすればよいですか。
- 令和8年11月30日(月)まで随時受け付けます。令和9年2月末日までに事業を完了することが確実な事業のみが対象です。(R8もりびとの魅力きらめきアップ支援事業注意事項 R8.4.1改正 p.2)
- 交付決定前に購入した機械は補助対象になりますか。
- 原則、補助金交付決定前に実施した取組の経費は補助の対象になりません。(R8もりびとの魅力きらめきアップ支援事業注意事項 R8.4.1改正 p.2)
- 既存の林業機械を新しいものに買い替える場合は対象になりますか。
- 単なる買い替え(更新)は補助対象外です。林業機械のリースは、将来ビジョン等に記載した作業システムを確立する取組に限り対象で、既存の作業システムの代替は対象外です。(R8もりびとの魅力きらめきアップ支援事業注意事項 R8.4.1改正 p.3)
- 食料費や記念品は補助対象になりますか。
- 食料費(活動中の水分補給を目的とした飲料水費を含む)と、講師や参加者への記念品は対象外です。(R8もりびとの魅力きらめきアップ支援事業注意事項 R8.4.1改正 p.3)
出典(このページのもとにした資料)
本文の(公募要領 p.12)などは、下の資料の名前と、PDFファイルの何ページ目かを示しています。
実施要領(もりびとの魅力きらめきアップ支援事業実施要領):https://www.pref.nagasaki.jp/fs/2/1/4/7/6/_/______________________.pdf
R8もりびとの魅力きらめきアップ支援事業注意事項 R8.4.1改正:https://www.pref.nagasaki.jp/fs/2/1/4/7/0/_/R8_______________________R8.4.1___.pdf
J-Net21掲載ページ:https://j-net21.smrj.go.jp/snavi2/articles/184535
公式ページ:https://www.pref.nagasaki.jp/doc/page-717106.html