| 実施機関 | 公益財団法人にいがた産業創造機構(NICO) |
|---|---|
| 地域 | 新潟県 |
| 受付状況 | 受付中 |
| 受付期間 | 随時受付(原則として毎月末が申込締切日) |
| 補助率 | 年1.6%(固定)・年1.2%(優遇) |
| 補助上限額 | 利用限度額100万円~1億円(消費税込) |
この補助金のあらまし
新潟県内の小規模企業者等や創業者が、創業や経営革新に必要な設備を、NICOが購入して割賦販売またはリースで利用できる制度です。利用限度額は100万円から1億円で、随時受付しています。
制度の概要
この制度は、公益財団法人にいがた産業創造機構(NICO)が、創業や経営革新に取り組む県内企業の必要な設備をNICOが代わりに購入し、割賦販売またはリースで提供する仕組みです。金融機関の融資枠や信用保証協会の信用保証を使わないため、余裕をもった資金調達ができます。
申込みは随時受付で、原則として毎月末を申込締切日としています。翌月下旬に貸付審査会を行い、貸付の可否を決定します。申込書や調査書などは、NICOの窓口へ郵送または持参で提出します。
対象になる事業者
対象は、常時使用する従業員数が50人以下の小規模企業者等、または創業者です。小規模企業者等には、常時使用する従業員数が20人以下の小規模企業者(商業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)は5人以下)と、従業員数50人以下で一定の要件を満たす会社・個人が含まれます。
除外される事業者には、設備の申込み時点で県税を滞納している事業者、暴力団員や暴力団関係者と関与がある事業者、性風俗関連特殊営業に該当する業種などがあります。また、経営革新の取組みや付加価値額・給与支給総額の増加見込みなど、基本要件を満たす必要があります(創業者は一部適用されません)。
- 新潟県内で事業を営んでいる、または県内で創業する予定ですか。
- 常時使用する従業員数は50人以下ですか。
- 申込み時点で、県税や県・NICOの金融制度に滞納はありませんか。
- 青色申告を行い、経営内容を帳簿で把握できていますか。
- 導入する設備は、新品で申込み前に設置していない設備ですか。
補助の対象になる経費
この制度の対象は、創業または経営革新を図るために必要と認められる設備です。設備の購入はNICOが行い、申込企業はその設備を割賦販売またはリースで利用します。
土地、建物、工事関係費用は対象外です。また、NICOとの契約(割賦販売またはリース)前に設備を設置していた場合は対象になりません。
| 区分 | 経費 | 内容 |
|---|---|---|
| 対象 | 創業または経営革新に必要な設備 | 新品の設備で、法定耐用年数が3年以上のもの(申込書の対象要件に基づく) |
| 対象外 | 土地 | 土地の取得費用 |
| 対象外 | 建物 | 建物の取得費用 |
| 対象外 | 工事関係費用 | 設備設置に伴う工事費用 |
| 条件付き | 物品賃貸業の賃貸用物品 | 事業者が賃貸用に使う物品は貸付対象外(例:物品賃貸業の賃貸用物品) |
補助率と補助上限額
この制度は補助金ではなく貸付・リースの制度です。利用限度額は100万円から1億円(消費税込)で、割賦販売方式では基準金利1.6%(固定)、優遇金利1.2%が設定されています。
割賦販売方式の返済期間は法定耐用年数に応じて最長10年です。リース方式では、リース期間は3年から10年です。月額リース料率は基準リース料率と優遇リース料率があります(優遇の適用には要件があり、貸付審査会で決定します)。
| 枠・区分 | 補助率 | 補助上限額 |
|---|---|---|
| 割賦販売方式(基準金利) | 年1.6%(固定) | 利用限度額 100万円~1億円(消費税込) |
| 割賦販売方式(優遇金利) | 年1.2%(固定) | 利用限度額 100万円~1億円(消費税込) |
| リース方式(基準リース料率) | 3年:2.949%~10年:0.992%(月額) | 利用限度額 100万円~1億円(消費税込) |
| リース方式(優遇リース料率) | 3年:2.928%~10年:0.974%(月額) | 利用限度額 100万円~1億円(消費税込) |
割賦販売方式(基準金利1.6%)で1,000万円(消費税含む)の設備を返済期間7年で利用した場合、返済額の合計は10,566,622円で、毎月の返済額は1回目の132,432円から最終84回目の119,205円まで少しずつ減ります(その他 p.6)。
申請から入金までのスケジュール
申込書は原則として毎月末を締切日とし、随時受け付けます。翌月下旬に貸付審査会で可否を決定し、決定後に設備販売業者とNICOが売買契約を締結します。
設備の設置と検収・引渡しを行い、設備販売業者へNICOが代金を支払います。返済は設備の設置・検収をした翌月から毎月の口座振替で行います。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 毎月末 | 申込締切日(随時受付) |
| 翌月下旬 | 貸付審査会、貸付の可否を決定 |
| 審査会後 | 貸付決定の連絡、売買契約締結 |
| 契約締結後 | 割賦販売またはリース契約締結、設備設置 |
| 設備設置後 | 検収・引渡し(申込企業、設備販売業者、NICOの3者立会い)、設備販売業者への代金支払い |
| 検収・引渡しの翌月 | 返済開始(毎月の口座振替) |
| 返済終了後 | 割賦販売は設備の所有権が企業に譲渡、リース方式は再リースまたは返還・廃棄 |
審査のポイント
審査では、申込書や決算書などの財務内容、経営状況、投資効果などが確認されます。審査会の前には、NICOが会社に伺って経営内容や投資効果について聞き取り(現地調査)を行います。
また、基本要件に定められた経営革新の取組みや、付加価値額・給与支給総額の増加見込みなどが審査の対象になります(創業者は一部適用されません)。
申請の流れ
- 事業案内の確認 事業案内の内容を確認し、申込書と調査表を作成します。
- 書類の準備 申込書、見積書、カタログ、決算書(最近3か年分)、残高証明書、納税証明書などを用意します。
- 申込書の提出 必要書類を郵送または持参でNICOへ提出します。申込みは毎月末が締切です。
- 現地調査 NICOが会社へ伺い、経営内容や投資効果について聞き取りを行います。
- 貸付審査会と貸付決定 翌月下旬に審査会が行われ、審査会後に貸付の可否が連絡されます。
- 契約締結と設置 売買契約・割賦販売またはリース契約を締結し、設備を設置します。
- 検収・引渡しと返済 3者立会いで検収・引渡しを行い、翌月から毎月の口座振替で返済します。
申請に必要な書類
- 申込書及び調査表
- 申込設備の見積書(設備販売業者発行)
- 申込設備のカタログまたは図面・仕様書
- 最近3か年分の決算書(勘定科目明細書含む、個人は所得税青色申告書)
- 最新時の月次試算表
- 取引金融機関発行の残高証明書(原本)
- 免許証・認可証の写し(必要な業種のみ)
- 県税の納税証明書(原本)
- 暴力団等の排除に関する誓約書
- 役員名簿
- 返済年数延長に係る確認書(商工会・商工会議所経由の場合のみ)
- 事業計画書(創業前または創業2年未満の事業者のみ)
よくある注意点
申込み時点で県税や県・NICOの金融制度の滞納があると対象外になります。また、NICOとの契約前に設備を設置した場合も対象外です。設備の設置は申込年度内(4月1日から3月31日まで)に完了させる必要があります。
割賦販売方式では設備の所有権は返済終了まで留保され、リース方式では期間終了後に設備を返還・廃棄するか、再リースを組むことになります。損害保険料の負担は方式によって異なるため、事前に確認が必要です。
よくある質問
- 補助金ですか、それとも融資ですか。
- 補助金ではなく、NICOが設備を購入して割賦販売またはリースで提供する制度です。金融機関の融資枠を使わずに設備を導入できます。
- 申込みはいつまでにすればよいですか。
- 原則として毎月末を申込締切日として随時受け付けています。翌月下旬に審査会を行い、貸付の可否を決定します。
- 土地や建物も対象になりますか。
- 土地、建物、工事関係費用は対象外です。対象は創業または経営革新に必要な設備です。
制度の問い合わせ先(実施機関)
公益財団法人にいがた産業創造機構 産業創造グループ 経営革新支援チーム(TEL 025-246-0056、受付時間 9:00~17:30、土日・祝日・年末年始を除く)
出典(このページのもとにした資料)
本文の(公募要領 p.12)などは、下の資料の名前と、PDFファイルの何ページ目かを示しています。